九州四十九院薬師霊場巡り

不老長寿の妙薬を求めて 巡礼の旅に出よう
お薬師さまのご真言
おん ころころせんだり まとうぎ そわか

九州四十九院薬師霊場 第三十六番 薬王寺

第三十六番 城持山 薬王寺

宗旨  曹洞宗

本尊  薬師如来

住所  〒859-3158 長崎県佐世保市新替町263

薬王寺1 薬王寺2
鐘楼門 本堂
鐘楼門全景。→ →本堂全景。→

 

薬王寺3 薬王寺4
本堂 本堂
→本堂全景。→ →本堂正面に架かる扁額。→

 

薬王寺5 薬王寺6
本堂 本堂
→本堂内の景色。→ →本堂内の景色。→

 

薬王寺7 薬王寺8
境内 境内
→子安観音立像。→ →薬王寺の名が入った鐘。境内に置かれている。→

 

薬王寺9 薬王寺10
境内 境内
→仏石灯籠案内看板。→ →仏石灯籠全景。→

 

薬王寺11
庫裏
→庫裏全景。→

 


次は九州四十九院薬師霊場 第三十七番 東光寺に行きましょう。

目 次
サブコンテンツ

薬師如来は、正しくは薬師瑠璃光如来といいます。

日光菩薩、月光菩薩の脇士と十二神将が一体となって、仏の心「慈悲の心」を表しています。 即ち、私たちの病気の苦しみを除いて、安楽を与えてくださる現世利益の「ほとけさま」です。

薬師如来が説法している時の手の相(印相)、右手は施無畏印で、わたしたちの色々と恐れおじる心を 取り除き、安心させてくれるサインです。痛いところへすぐ右手が飛びます。これが「手当て」です。 手の指には仏の世界でいう仏の名があり、薬指が薬師如来です。施無畏印で薬指を少し前に出すことで 薬師如来を象徴しています。

左手は与願印で、平安時代以後の薬師如来は薬壷を持っておられます。 くすりつぼは、人の寿命を延ばす意味をもつといいます。 現代人は薬によって病気が治ると頼りがちですが、病気を治すのは、私たちの体内にある自然治癒力が 最も肝腎です。医療や薬品は、その自然治癒力を高め、援助する役割を持つのであります。 「病は気から」とも言います。この治すという「気力」をバックアップしてくれるのが、お薬師様です。

私たちが病気になったとき、その病気をおそれず、医薬の効果を高め、強く生きる力を与えてくださります。 その上に、「病気の善用」も諭していただけるのです。お薬師信仰を深めることは、健康で、病気を 苦にすることなく、安楽で幸せな日暮らしが期待できるのです。  合掌

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。