九州四十九院薬師霊場巡り

不老長寿の妙薬を求めて 巡礼の旅に出よう
お薬師さまのご真言
おん ころころせんだり まとうぎ そわか

九州四十九院薬師霊場 第三十五番 祇園寺

第三十五番 針尾山 祇園寺

宗旨  天台宗

本尊  如意輪観世音菩薩

住所  〒859-3452 長崎県佐世保市針尾中町870

祇園寺1 祇園寺2
石表碑 境内案内図
参道脇の立派な石表碑。→ →石板に境内の案内が彫られている。→

 

祇園寺3 祇園寺4
山門 本堂
→山門全景。左の鐘が3個下がっているのは 仏師 西村公朝(にしむら こうちょう)氏の原案。→ →本堂全景。→

 

祇園寺5 祇園寺6
本堂 本堂
→本堂全景。→ →本堂正面玄関。中に「撫で仏」が見える。これは目の不自由な人が仏様の姿を確かめたいとの声を仏師 西村公朝氏が聞き、それで手で触れる仏様を作ったとのことです。→

 

祇園寺7 祇園寺8
薬師堂 本堂
→薬師堂正面玄関。→ →薬師堂全景。→

 

祇園寺9 祇園寺10
薬師堂 薬師堂
→薬師堂内の景色。→ →薬師堂内の景色。→

 

祇園寺11 祇園寺12
薬師堂 薬師堂
→薬師堂内の認定証。→ →薬師堂内の薬師如来真言。→

 

祇園寺13
永代供養堂
→永代供養堂全景。→

 


次は九州四十九院薬師霊場 第三十六番 薬王寺に行きましょう。

目 次
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薬師如来は、正しくは薬師瑠璃光如来といいます。

日光菩薩、月光菩薩の脇士と十二神将が一体となって、仏の心「慈悲の心」を表しています。 即ち、私たちの病気の苦しみを除いて、安楽を与えてくださる現世利益の「ほとけさま」です。

薬師如来が説法している時の手の相(印相)、右手は施無畏印で、わたしたちの色々と恐れおじる心を 取り除き、安心させてくれるサインです。痛いところへすぐ右手が飛びます。これが「手当て」です。 手の指には仏の世界でいう仏の名があり、薬指が薬師如来です。施無畏印で薬指を少し前に出すことで 薬師如来を象徴しています。

左手は与願印で、平安時代以後の薬師如来は薬壷を持っておられます。 くすりつぼは、人の寿命を延ばす意味をもつといいます。 現代人は薬によって病気が治ると頼りがちですが、病気を治すのは、私たちの体内にある自然治癒力が 最も肝腎です。医療や薬品は、その自然治癒力を高め、援助する役割を持つのであります。 「病は気から」とも言います。この治すという「気力」をバックアップしてくれるのが、お薬師様です。

私たちが病気になったとき、その病気をおそれず、医薬の効果を高め、強く生きる力を与えてくださります。 その上に、「病気の善用」も諭していただけるのです。お薬師信仰を深めることは、健康で、病気を 苦にすることなく、安楽で幸せな日暮らしが期待できるのです。  合掌

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。