九州四十九院薬師霊場巡り

不老長寿の妙薬を求めて 巡礼の旅に出よう
お薬師さまのご真言
おん ころころせんだり まとうぎ そわか

九州四十九院薬師霊場 第三十一番 相良寺

第三十一番 吾平山 相良寺

宗旨  天台宗

本尊  千手観音

住所  〒861-0412 熊本県山鹿市菊鹿町相良370

相良寺1 相良寺2
参道 案内看板
桜咲く参道を本堂前へと上ってきました。→ →内容によると当山の本尊(千手観音菩薩像)は過去790年の間に4回の修理をしている。→

 

相良寺3 相良寺4
吽形仁王像 阿形仁王像
→参道から向かって左を固める吽形仁王像。→ →参道から向かって右を固める阿形仁王像。→

 

相良寺5 相良寺6
香炉舎 香炉
→本堂前の香炉舎。→ →香炉。相良観音の銘有り。→

 

相良寺7 相良寺8
鐘楼 鐘楼
→鐘楼全景。→ →鐘楼は力まかせにつかないように 静かに祈り乍ら おつき下さい。→

 

相良寺9 相良寺10
表札 本堂
→旧山鹿郡三十三観音霊場 三十三番札所 相良寺 本尊 千手観音座像(市指定文化財)ご詠歌 たどり来て 諸願成就の鐘の音を おのずとふるる 軒の松風。→ →本堂正面。→

 

相良寺11 相良寺12
本堂 本堂
→本堂を開け放つ。→ →本堂内の扁額。→

 

相良寺13 相良寺14
本堂 本堂
→本堂左に架かる九州四十九院薬師霊場第三十一番札所の表札。→ →本堂右に架かる肥後西国観音霊場第三十三番札所の表札。→

 

相良寺15 相良寺16
本堂 本堂
→本堂内の景色。ご住職が朝のお勤め納経をなさっていた。→ →本堂内の景色。→

 

相良寺17 相良寺18
本堂 本堂
→本堂を左側から全体を見る。→ →本堂を右側から全体を見る。→

 

相良寺19 相良寺20
境内社 寺務所
→境内にある社。→ →ここでご朱印等を受け付けてくれる。→

 

相良寺21 相良寺22
千手観音堂 境内
→無数の千手観音座像が祀られてある。→ →境内の伝教大師童形御尊像→

 

相良寺23 相良寺24
境内 地蔵堂
→全国水子無縁之霊供養塔。→ →おん かかか・びさまえい・そわか (地蔵菩薩の天台宗真言)→

 

相良寺25 相良寺26
境内 境内
→十一面観音菩薩立像。→ →以前に何処かでお見かけした?。→

 

相良寺27 相良寺28
境内 境内
→観音立像。→ →観音立像。→

 

相良寺29 相良寺30
境内 境内
→本堂を背景に見頃に咲き誇る桜。→ →桜には晴天がよく似合う。→

 


次は九州四十九院薬師霊場 第三十二番 金剛乗寺に行きましょう。

目 次
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薬師如来は、正しくは薬師瑠璃光如来といいます。

日光菩薩、月光菩薩の脇士と十二神将が一体となって、仏の心「慈悲の心」を表しています。 即ち、私たちの病気の苦しみを除いて、安楽を与えてくださる現世利益の「ほとけさま」です。

薬師如来が説法している時の手の相(印相)、右手は施無畏印で、わたしたちの色々と恐れおじる心を 取り除き、安心させてくれるサインです。痛いところへすぐ右手が飛びます。これが「手当て」です。 手の指には仏の世界でいう仏の名があり、薬指が薬師如来です。施無畏印で薬指を少し前に出すことで 薬師如来を象徴しています。

左手は与願印で、平安時代以後の薬師如来は薬壷を持っておられます。 くすりつぼは、人の寿命を延ばす意味をもつといいます。 現代人は薬によって病気が治ると頼りがちですが、病気を治すのは、私たちの体内にある自然治癒力が 最も肝腎です。医療や薬品は、その自然治癒力を高め、援助する役割を持つのであります。 「病は気から」とも言います。この治すという「気力」をバックアップしてくれるのが、お薬師様です。

私たちが病気になったとき、その病気をおそれず、医薬の効果を高め、強く生きる力を与えてくださります。 その上に、「病気の善用」も諭していただけるのです。お薬師信仰を深めることは、健康で、病気を 苦にすることなく、安楽で幸せな日暮らしが期待できるのです。  合掌

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。