九州四十九院薬師霊場巡り

不老長寿の妙薬を求めて 巡礼の旅に出よう
お薬師さまのご真言
おん ころころせんだり まとうぎ そわか

九州四十九院薬師霊場 第十二番 観海寺

第十二番 清寧山 観海寺 (通称 温泉薬師)

宗旨  曹洞宗

本尊  薬師如来

住所  〒874-0822 大分県別府市観海寺2449

観海寺1 観海寺2
岩表札 案内
岩に観海禅寺とある。→ →案内看板。観海寺縁起を記しています。一読してみて下さい。→

 

観海寺3 観海寺4
参道石段 慈光堂
→この石段を登った処に本堂があるみたいだ。→ →階段途中の両側にシンメトリー的に建っている。→

 

観海寺5 観海寺6
慈光堂 慈光堂
→本堂境内から慈光堂を見る。→ →本堂境内から慈光堂を見る。→

 

観海寺7 観海寺8
参道石段 本堂
→本堂が見えてきました。→ →石段の先に本堂が。→

 

観海寺9 観海寺10
本堂 本堂
→本堂に架かる扁額 清寧山 とある。→ →本堂に架かる 九州四十九院薬師霊場第十二番札所の表札。→

 

観海寺11 観海寺12
本堂 本堂境内
→住職が留守の場合、この右の箱の中に御朱印を押した御納経が入っています。→ →本堂境内に建つ薬師如来像。→

 

観海寺13 観海寺14
境内景色 境内景色
→二条義実卿(明治維新時の勤皇の志士)の墓。→ →式子内親(後白河法皇の第三皇女)の墓。→

 

観海寺15 観海寺16
境内景色 境内景色
→石仏群。→ →石仏群。→

 

観海寺17
境内景色
→石祠。→

次は九州四十九院薬師霊場 第十三番 大山寺に行きましょう。

目 次
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薬師如来は、正しくは薬師瑠璃光如来といいます。

日光菩薩、月光菩薩の脇士と十二神将が一体となって、仏の心「慈悲の心」を表しています。 即ち、私たちの病気の苦しみを除いて、安楽を与えてくださる現世利益の「ほとけさま」です。

薬師如来が説法している時の手の相(印相)、右手は施無畏印で、わたしたちの色々と恐れおじる心を 取り除き、安心させてくれるサインです。痛いところへすぐ右手が飛びます。これが「手当て」です。 手の指には仏の世界でいう仏の名があり、薬指が薬師如来です。施無畏印で薬指を少し前に出すことで 薬師如来を象徴しています。

左手は与願印で、平安時代以後の薬師如来は薬壷を持っておられます。 くすりつぼは、人の寿命を延ばす意味をもつといいます。 現代人は薬によって病気が治ると頼りがちですが、病気を治すのは、私たちの体内にある自然治癒力が 最も肝腎です。医療や薬品は、その自然治癒力を高め、援助する役割を持つのであります。 「病は気から」とも言います。この治すという「気力」をバックアップしてくれるのが、お薬師様です。

私たちが病気になったとき、その病気をおそれず、医薬の効果を高め、強く生きる力を与えてくださります。 その上に、「病気の善用」も諭していただけるのです。お薬師信仰を深めることは、健康で、病気を 苦にすることなく、安楽で幸せな日暮らしが期待できるのです。  合掌

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。