九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第八番 霊山寺

第八番 飛来山 霊山寺

宗旨  天台宗

本尊  十一面観世音菩薩(霊山観音)

住所  〒  大分県大分市大字岡川

御詠歌 えにしあれ わしのみやまに あとたれて まといをてらす みちぞおしゆる

霊山寺1 霊山寺2
案内看板 石表柱
ここから山道を登る。途中に民家が全然無くてちょっと不安になったが山上にこんな空間が広がっているとは思わなかった。→ →天台宗 飛来山 霊山寺 とある。→

 

霊山寺3 霊山寺4
由来看板 仁王門
→この山の姿がインドの霊鷲山にそっくりでこれは「霊鷲山の一角が日本に飛んで来たのでは」とのことから「飛来山」の山号をつけたということです。→ →昭和49年に300mくらい下の参道から移築したそうです。→

 

霊山寺5 霊山寺6
仁王門 仁王門
→吽形仁王像。→ →阿形仁王像。→

 

霊山寺7 霊山寺8
参道 参道
→参道景色。→ →参道景色。→

 

霊山寺9 霊山寺10
手水舎 手水
→手水舎全景。→ →観音様が見つめてくださる手水。心清めていざ行かん→

 

霊山寺11 霊山寺12
参道 山門
→参道石段と山門。→ →見事な造りの山門。→

 

霊山寺13 霊山寺14
山門 山門
→山門全景を本堂境内から。→ →山門に架かる「飛来山」の扁額。→

 

霊山寺15 霊山寺16
山門 山門
→山門の周囲には見事な彫刻が施されている。→ →山門の周囲には見事な彫刻が施されている。→

 

霊山寺17 霊山寺18
本堂 本堂
→本堂全景を正面から。→ →本堂に架かる鰐口。→

 

霊山寺19 霊山寺20
本堂内 本堂内
→本堂内景色。→ →本堂内景色。→

 

霊山寺21 霊山寺22
本堂内 本堂内
→本堂内景色。本尊 十一面観世音菩薩 真言。→ →本堂内景色。→

 

霊山寺23 霊山寺24
本堂内 本堂内
→本堂内景色。→ →本堂内景色。→

 

霊山寺25 霊山寺26
本堂内 本堂内
→本堂内に架かる曼荼羅。→ →本堂内の天井絵。→

 

霊山寺27 霊山寺28
大師堂 大師堂
→大師堂(諸天善神堂)跡。→ →正面から。→

 

霊山寺29 霊山寺30
大師堂 本堂
→大師堂内景色。→ →本堂全景を向かって右から。→

 

霊山寺31 霊山寺32
文殊菩薩坐像 佛足石
→獅子の台座に文殊菩薩坐像。→ →佛足石。→

 

霊山寺33 霊山寺34
釈迦堂 お釈迦様
→祠の中のお釈迦様。→ →祠の中のお釈迦様。→

 

霊山寺35 霊山寺36
境内 境内
→境内景色。→ →境内景色。→

 

霊山寺37 霊山寺38
境内 境内
→境内景色。→ →境内景色。→

 

霊山寺39 霊山寺40
境内 境内
→境内景色。→ →境内景色。→

 

霊山寺41 霊山寺42
境内 境内
→境内景色。→ →この新緑眩しい森のなかに本堂があります。→

 

霊山寺43 霊山寺44
庫裏 庫裏
→庫裏全景を正面から。→ →庫裏に架かる鰐口。→

 

霊山寺45 霊山寺46
境内景色 境内景色
→仁王門脇の不動明王立像。→ →地蔵菩薩立像と石像群。→

 

霊山寺47 霊山寺48
境内景色 眺望
→境内景色。→ →眼下に広がる眺望。→

次は九州西国霊場 第九番 吉祥院に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。