九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第二番 長谷寺(長谷観音)

第二番 大久山 長谷寺(長谷観音)

宗旨  高野山 真言宗

本尊  十一面観世音菩薩

住所  大分県中津市三光西秣1893

長谷寺1 長谷寺2
西国第二番 石表柱
西国第二番霊場。→ →○○祈念之道場。→

 

長谷寺3 長谷寺4
石垣 長谷寺案内
→長谷寺看板と石垣。→ →大久山長谷寺案内看板。→

 

長谷寺5 長谷寺6
本堂 本堂
→本堂大悲殿。→ →大悲殿内仏像。→

 

長谷寺7 長谷寺8
本堂内 本堂内
→本堂内。→ →本堂内。→

 

長谷寺9 長谷寺10
境内景色 境内景色
→境内の地蔵さま。→ →境内の石造物群。→

 

長谷寺11 長谷寺12
観音様立像 石灯篭
→境内の観音様立像。→ →境内の石灯篭。→

 

長谷寺13 長谷寺14
境内景色 境内景色
→境内の不動明王像。→ →境内景色。石灯篭→

 

長谷寺15 長谷寺16
境内景色 境内景色
→海を渡って来た仏様ということなのかな?。→ →裏山斜面にある庚申塔。→

 

長谷寺17 長谷寺18
境内景色 境内景色
→長谷寺国東塔。→ →長谷寺一石五輪塔。→

 

長谷寺19 長谷寺20
奥の院への参道 境内景色
→奥の院への参道。→ →境内を囲む石垣。→

 

長谷寺21 長谷寺22
案内図 花木
→長谷寺周辺案内図。→ →周辺の桜が見事なのでついパチリ。→

 

長谷寺23 長谷寺24
不動堂 不動堂
→不動堂看板。→ →不動明王 庚申塔 猿田彦像。→

次は九州西国霊場 第三番 清水寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。