九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第四番 大楽寺

第四番 宇佐宮 大楽寺

宗旨  高野山 真言宗

本尊  如意輪観世音菩薩

住所  大分県宇佐市南宇佐2077

大楽寺1 大楽寺2
山門 山門
山門と満開の桜。→ →山門を境内から見ると。→

 

大楽寺3 大楽寺4
山門 山門
→山門に掲げられた宇佐宮 大楽寺の表札。→ →山門を見上げて額を見てみました。→

 

大楽寺5 大楽寺6
本堂 本堂内
→本堂を正面から見ると。→ →本堂内です。→

 

大楽寺7 大楽寺8
本堂内 境内景色
→本堂内です。→ →境内の仏像。→

 

大楽寺9 大楽寺10
護摩堂・大師堂 境内景色
→護摩堂・大師堂。→ →境内の石像。→

 

大楽寺11 大楽寺12
境内景色 境内景色
→境内の石像。文殊菩薩像→ →境内の石像。→

 

大楽寺13 大楽寺14
本堂 本堂
→重要文化財収蔵施設→ →九州八十八ヵ所第二十二番霊場の表札。→

 

大楽寺15 大楽寺16
境内景色 境内景色
→境内の石像。→ →境内の石祠。→

 

大楽寺17 大楽寺18
境内景色 境内景色
→境内の石像。→ →境内の石像。→

 

大楽寺19 大楽寺20
境内景色 境内景色
→境内の石像。不動明王像→ →境内の石像。→

 

大楽寺21 大楽寺22
梵鐘 梵鐘
→梵鐘。→ →梵鐘。→

 

大楽寺23 大楽寺24
境内景色 境内景色
→境内の梅の古木。→ →境内の石像。→

 

大楽寺25 大楽寺26
境内景色 境内景色
→境内の石像。→ →境内の石像。→

 

大楽寺27 大楽寺28
白壁塀 案内看板
→境内を囲む白壁塀→ →ようこそ 宇佐宮大楽寺 案内看板。→

次は九州西国霊場 第五番 天念寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。