九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第三十一番 鎮国寺

第三十一番 屏風山 鎮国寺

宗旨  真言宗御室派

本尊  大日如来、釈迦如来、薬師如来、如意輪観世音菩薩、阿弥陀如来

住所  〒811-3506 福岡県宗像市吉田966

鎮国寺1 鎮国寺2
護摩堂と本堂 手水舎
手前が護摩堂、奥が本堂です。→ →二匹の龍が睨み合っています。→

 

鎮国寺3 鎮国寺4
手水舎 護摩堂
→眼光鋭い龍の水口。→ →護摩堂を正面から。→

 

鎮国寺5 鎮国寺6
護摩堂 護摩堂
→護摩堂に架かる九州三十六不動霊場第三十四番札所の表札。→ →護摩堂内の景色。中央の金ピカの扉の中に不動明王立像があり、年に一度 4月28日だけ御開帳されるのだそうです。→

 

鎮国寺7 鎮国寺8
護摩堂 本堂
→護摩堂内に架かる明王殿の扁額。→ →本堂全景。→

 

鎮国寺9 鎮国寺10
本堂 本堂
→本堂を正面から。→ →本堂に架かる九州西国第三十一番霊場の表札。→

 

鎮国寺11 鎮国寺12
本堂 本堂
→本堂に架かる九州八十八ヶ所第八十八番霊場の表札。→ →本堂内の仏像。本堂には大日如来、釈迦如来、薬師如来、如意輪観世音菩薩、阿弥陀如来の宗像五社本地仏と称し安置→

 

鎮国寺13 鎮国寺14
太師堂 太師堂
→太師堂全景。→ →太師堂内の弘法大師座像。→

 

鎮国寺15 鎮国寺16
太師堂 太師堂
→太師堂内の薬師如来坐像。→ →太師堂内の木食上人坐像。→

 

鎮国寺17 鎮国寺18
文殊堂 文殊堂
→文殊堂全景。→ →文殊堂に架かる額。→

 

鎮国寺19 鎮国寺20
文殊堂 地蔵堂
→文殊堂内の文殊菩薩坐像。→ →地蔵堂全景と内部の地蔵菩薩坐像。→

 

鎮国寺21 鎮国寺22
札所表札 ぼけ封じ観音像
→九州三十三観音霊場第一番札所とぼけ封じ三十三観音第三十三番札所。→ →ぼけ封じ観音像。→

 

鎮国寺23 鎮国寺24
境内景色 境内景色
→ふれあい観音像。→ →古い井戸。まだ使っているのかな?。→

 

鎮国寺25 鎮国寺26
境内景色 境内景色
→境内景色。→ →境内景色の石像達。→

 

鎮国寺27
境内景色
→境内景色のかえる。→

 

鎮国寺 奥の院

奥の院1 奥の院2
奥の院参道 奥の院参道
では ここから奥の院へと進んでみましょう。。→ →奥の院参道はこっちだよ。→

 

奥の院3 奥の院4
奥の院参道 奥の院参道
→この先から四国八十八ヶ所がはじまるよ。→ →このような石段を約200m程登ります。この石段の両脇に八十八ヶ所の石仏が露座しています。→

 

奥の院5 奥の院6
奥の院参道 奥の院参道
→第一番 釈迦如来。→ →第二番 阿弥陀如来。→

 

奥の院7 奥の院8
奥の院参道 奥の院参道
→第三番 釈迦如来。→ →第四番 大日如来。→

 

奥の院9 奥の院10
奥の院参道 奥の院参道
→第五番 勝軍地蔵菩薩。→ →第六番 薬師如来。→

 

奥の院11 奥の院12
奥の院参道 奥の院参道
→第七番 阿弥陀如来。→ →第八番 千手観音菩薩。→

 

奥の院13 奥の院14
奥の院参道 奥の院参道
→第九番 釈迦涅槃像。→ →第十番 千手観音菩薩。→

 

奥の院15 奥の院16
奥の院参道 奥の院参道
→第十一番 薬師如来。→ →第十二番 虚空蔵菩薩。→

 

奥の院17 奥の院18
奥の院参道 奥の院参道
→第十三番 十一面観世音菩薩。→ →第十四番 弥勒菩薩。→

 

奥の院19 奥の院20
奥の院参道 奥の院参道
→第十五番 薬師如来。→ →第十六番 千手千眼観世音菩薩。→

 

奥の院21 奥の院22
奥の院参道 奥の院参道
→第十七番 薬師如来。→ →第十八番 薬師如来。→

 

奥の院23 奥の院24
奥の院参道 奥の院参道
→第十九番 地蔵菩薩。→ →第二十番 地蔵菩薩。→

 

奥の院25 奥の院26
奥の院参道 奥の院参道
→第二十一番 虚空蔵菩薩。→ →第二十二番 薬師如来。→

 

奥の院27 奥の院28
奥の院参道 奥の院参道
→第二十三番 薬師如来。→ →第二十四番 虚空蔵菩薩。→

 

奥の院29 奥の院30
奥の院参道 奥の院参道
→第二十五番 地蔵菩薩。→ →第二十六番 薬師如来。→

 

奥の院31 奥の院32
奥の院参道 奥の院参道
→第二十七番 十一面観音菩薩。→ →第二十八番 大日如来。→

 

奥の院33 奥の院34
奥の院参道 奥の院参道
→第二十九番 千手観世音菩薩。→ →第三十番 阿弥陀如来。→

 

奥の院35 奥の院36
奥の院参道 奥の院参道
→第三十一番 文殊菩薩。→ →第三十二番 十一面観音菩薩。→

 

奥の院37 奥の院38
奥の院参道 奥の院参道
→第三十三番 薬師如来。→ →第三十四番 薬師如来。→

 

奥の院39 奥の院40
奥の院参道 奥の院参道
→第三十五番 薬師如来。→ →第三十六番 不動明王。→

 

奥の院41 奥の院42
奥の院参道 奥の院参道
→第三十七番 不動明王。→ →第三十八番 千手観世音菩薩。→

 

奥の院43 奥の院44
奥の院参道 奥の院参道
→第三十九番 薬師如来。→ →第四十一番 十一面観音菩薩。なぜか第四十番は奥の院境内にあります。→

 

奥の院45 奥の院46
奥の院参道 奥の院
→第四十二番 大日如来。ここまでで奥の院に辿り着きました。→ →奥の院へ通じる門。→

 

奥の院47 奥の院48
奥の院 奥の院
→奥の院全景。一番右奥が建物と接合している霊鷲窟(りょうじゅくつ)→ →奥の院に架かる九州八十八ヶ所百八霊場百八番札所の表札。→

 

奥の院49 奥の院50
奥の院 奥の院
→奥の院に架かる案内。本尊は不動明王とある。→ →奥の院内部は真っ暗ですが奥の祭壇の向こうが弘法大師が苦修練行した霊鷲窟。→

 

奥の院51 奥の院52
奥の院境内 奥の院境内
→奥の院境内にある井戸。→ →第四十番 薬師如来。→

 

奥の院53 奥の院54
奥の院境内 奥の院境内
→奥の院境内の石造物。→ →奥の院境内の石碑。→

 

奥の院55 奥の院56
奥の院参道 奥の院参道
→奥の院から参道石段を降りて行くと途中から山道へと逸れる道があります。 どうやら第四十三番以降はこちらの山道を行かねばならぬようです。第四十三番 千手観音菩薩。→ →第四十四番 十一面観世音菩薩。→

 

奥の院57 奥の院58
奥の院参道 奥の院参道
→第四十五番 不動明王。→ →以降 第四十六番から第八十八番までははしょりまして第一番の前に立つ不動明王。→

 

奥の院59
奥の院参道
→奥の院参道に立つ六角石塔。→

 


次は九州西国霊場 第三十二番 龍宮寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。