九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第十五番 普光寺

第十五番 宇今山 普光寺

宗旨  天台宗山門派

本尊  千手観世音菩薩(三池観音)

住所  〒837-0922 福岡県大牟田市今山2538

普光寺1 普光寺2
観音堂 観音堂
観音堂全景。→ →観音堂に架かる九州西国第十五番 普光寺の表札。→

 

普光寺3 普光寺4
観音堂 説明看板
→観音堂に架かる扁額。→ →今山普光寺並びに定林寺石塔群。→

 

普光寺5 普光寺6
境内景色 境内景色
→境内の石塔。→ →境内の石塔群。→

 

普光寺7 普光寺8
境内景色 境内景色
→境内の子安地蔵。→ →地蔵菩薩像。→

 

普光寺9 普光寺10
境内景色 境内景色
→境内景色。→ →境内景色。→

 

普光寺11 普光寺12
境内景色 境内景色
→説明看板。→ →石仏像。→

 

普光寺13 普光寺14
本堂 鐘楼堂
→本堂を正面から。→ →午前11時丁度にお昼まであと一時間だよという合図の鐘を鳴らします。→

 

普光寺15 普光寺16
癜堂(なまず堂) 癜堂(なまず堂)
→癜堂(なまず堂)全景。→ →なまず佛。→

 

普光寺17 普光寺18
不動堂 不動明王板碑
→不動堂全景。→ →不動明王板碑案内看板。→

 

普光寺19 普光寺20
不動明王板碑 句碑
→不動明王板碑。→ →不知火といひ否と いひまたしくれ。→

 

普光寺21 普光寺22
観音堂案内標識 飛梅
→観音堂案内標識。→ →飛梅。→

 

普光寺23 普光寺24
臥龍梅 看板
→臥龍梅。→ →看板。→

 

普光寺25
お接待
→お接待菓子を頂きました。→

 


次は九州西国霊場 第十六番 清水寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。