九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第三番 清水寺

第三番 補陀落山 清水寺

宗旨  曹洞宗

本尊  十一面千手観世音菩薩

住所  大分県宇佐市清水

清水寺1 清水寺2
石表柱 本堂全景
筑紫第三番霊場。→ →お寺へ向かう道から。→

 

清水寺3 清水寺4
清水寺配置図看板 鐘楼門
→今回は山門、庫裏、本堂、お乳滝、乳観音、多宝塔、観音堂、観音三十三体像を訪ねて見ましょう。→ →鐘楼門を正面から。→

 

清水寺5 清水寺6
鐘楼門 鐘楼門
→鐘楼門内の見事な龍。眼が爛々と輝いているように見える。→ →鐘楼門を境内側から。→

 

清水寺7 清水寺8
本堂 本堂
→本堂全景。→ →本堂を正面から。→

 

清水寺9 清水寺10
本堂 本堂
→本堂に架かる清水寺の扁額。→ →本堂軒に貼られた札。これがよいのか?悪いのか?。→

 

清水寺11 清水寺12
本堂 本堂
→本堂鴨居の飾り彫刻。→ →本堂鴨居の飾り彫刻。→

 

清水寺13 清水寺14
境内景色 境内景色
→石仏さま。→ →梵字板碑。→

 

清水寺15 清水寺16
境内景色 境内景色
→観世音菩薩像。→ →種田山頭火像。→

 

清水寺17 清水寺18
境内景色 境内景色
→山頭火句 「岩かげ まさしく水が 湧いている」→ →お乳滝。→

 

清水寺19 清水寺20
境内景色 境内景色
→お乳滝の上にいます 乳観音像。→ →乳観音石碑。→

 

清水寺21 清水寺22
境内景色 境内景色
→石階段下を通る水路。これも石の文化。→ →五輪塔。→

 

清水寺23 清水寺24
境内景色 境内景色
→石像と石碑。→ →多宝塔。→

 

清水寺25 清水寺26
境内景色 境内景色
→慈悲観音像。→ →石祠と石仏さま。→

 

清水寺27 清水寺28
観音堂 観音堂
→観音堂全景。→ →観音堂に架かる扁額。→

 

清水寺29 清水寺30
観音堂 観音堂
→観音堂内景色。→ →観音堂内景色。→

 

清水寺31 清水寺32
境内景色 境内景色
→階段の上に観音三十三体像。→ →地蔵像とお堂。→

 

清水寺33 清水寺34
境内景色 境内景色
→地蔵像。→ →居並ぶ大師像。→

 

清水寺35
お接待
→あられ菓子を頂きました。合掌。→

次は九州西国霊場 第四番 大楽寺に行きましょう。

目 次
サブコンテンツ

九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。