九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第五番 天念寺

第五番 長岩屋山 天念寺

宗旨  天台宗

本尊  聖観世音菩薩

住所  大分県豊後高田市長岩屋

天念寺1 天念寺2
石表札 本堂
県道脇の石表札。→ →本堂 正面。→

 

天念寺3 天念寺4
本堂 本堂内
→天念寺本堂。→ →本堂内本尊。まるで檻の中みたい。→

 

天念寺5 天念寺6
本堂内 本堂内
→本堂内本尊。俺たちを檻から出してくれーー。→ →本堂内本尊。そうよ、私達も檻を外して頂戴。→

 

天念寺7 天念寺8
本堂内 本堂内
→本堂内本尊。は、鼻が!→ →本堂内本尊。て、手が!→

 

天念寺9 天念寺10
天念寺講堂 天念寺講堂
→天念寺講堂看板。→ →天念寺講堂を左側から見てみました。→

 

天念寺11 天念寺12
天念寺講堂 天念寺講堂
→天念寺講堂を正面から。→ →天念寺講堂を川向こうから見ました。崖に食い込むように建てられています。→

 

天念寺13 天念寺14
天念寺講堂 天念寺講堂
→天念寺講堂内。→ →天念寺講堂内の天井。→

 

天念寺15 天念寺16
天念寺講堂 天念寺講堂
→天念寺講堂内御本尊。この御本尊様も檻の中。→ →天念寺講堂内御本尊。こんなに綺麗なお姿なのに。→

 

天念寺17 天念寺18
天念寺講堂 天念寺講堂
→修正鬼会に使われた松明。これがあるとは思ってもいなかった。 実物は結構大きいんだなあ。→ →修正鬼会に使われた松明。つい先日にお祭りがあったばかりらしい。 炭をちょっと触ったから、なにかご利益があるかな。→

 

天念寺19 天念寺20
天念寺講堂 天念寺講堂
→松明に最初に火を点ける時にここで種火をおこしたのでしょうか?→ →天念寺講堂内にあった古い講堂の写真。→

 

同じ境内にある 身濯(みそそぎ)神社へ参拝に

天念寺21 天念寺22
仁王像 仁王像
→左側に立つ吽形仁王像。→ →右側に立つ阿形仁王像。→

 

天念寺23 天念寺24
身濯神社 身濯神社
→身濯(みそそぎ)神社。→ →身濯(みそそぎ)神社。→

 

天念寺25 天念寺26
身濯神社 身濯神社
→左側に立つ吽形狛犬。→ →右側に立つ阿形狛犬。→

 

天念寺27 天念寺28
身濯神社 身濯神社
→身濯神社額。→ →身濯神社社殿。→

 

天念寺29 天念寺30
磨崖役行者像 磨崖役行者像
→磨崖役行者像看板。→ →磨崖役行者像。優しい顔をしている。→

 

天念寺31 天念寺32
笠塔婆 板碑
→講堂横 笠塔婆。→ →講堂横 板碑。→

 

天念寺33 天念寺34
岩祠 岩祠
→岩祠への階段。→ →岩祠内の石像。→

 

天念寺35 天念寺36
国宝堂跡 国宝堂跡
→国宝堂跡看板。→ →国宝堂跡入口。→

 

天念寺37 天念寺38
国宝堂跡 国宝堂跡
→国宝堂跡。→ →国宝堂跡。→

 

天念寺39 天念寺40
国宝堂跡 国宝堂跡
→石造物群。→ →石造物群。→

 

ここは 一般的には「川中不動」の名称のほうが有名です。

天念寺41 天念寺42
川中不動 川中不動
→天念字講堂から見ると。→ →なかなかの迫力。→

 

天念寺43 天念寺44
川中不動 川中不動
→橋を渡って川べりに降りて行くと。→ →中央に不動明王。脇にコンガラ、セイタカ童子。→

 

天念寺45 天念寺46
川中不動 無明橋
→川中不動。→ →はるか向うに見える無明橋 分かりますか?。→

次は九州西国霊場 第六番 両子寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。