九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第十九番 観音寺

第十九番 石垣山 観音寺

宗旨  天台宗

本尊  十一面観世音菩薩

住所  〒839-1212 福岡県久留米市田主丸石垣271-1

観音寺1 観音寺2
仁王門 仁王門
参道から仁王門へ。→ →仁王門の阿形仁王像。→

 

観音寺3 観音寺4
仁王門 鐘楼
→仁王門の吽形仁王像。阿形と共にほほがちょっぴりプクプク感がある。→ →仁王門の横に鐘楼があります。→

 

観音寺5 観音寺6
本堂 本堂
→本堂へ続く参道に おお!これは御柱か!→ →本堂全景。御柱から紐が本堂に向けて延びている。→

 

観音寺7 観音寺8
本堂 本堂
→本堂に架かる天台宗 観音寺の表札。→ →九州西国第十九番観音霊場
筑後国第三番観音霊場。→

 

観音寺9 観音寺10
本堂 本堂
→本堂内景色。→ →本堂内の不動明王座像。→

 

観音寺11 観音寺12
本堂 観音寺奥の院
→本堂内の宝塔を持つ多聞天立像。→ →観音寺奥の院全景。→

 

観音寺13 観音寺14
観音寺奥の院 観音寺奥の院
→観音寺奥の院 遥拝観音堂。→ →遥拝観音堂内の観音菩薩立像。→

 

観音寺15 観音寺16
境内景色 境内景色
→境内の石仏像郡。あれ、後ろの三体は首がない。→ →ここも首の無いお地蔵さんがちらほら。→

 

観音寺17 観音寺18
境内景色 境内景色
→行基菩薩座像。→ →本堂に向けしっかり手を合わす大日如来(?)様。→

 

観音寺19 観音寺20
地蔵尊堂 地蔵尊堂
→地蔵尊堂全景。→ →地蔵尊堂内景色。→

 

観音寺21 観音寺22
地蔵尊堂 地蔵尊堂
→地蔵尊堂内景色。→ →地蔵尊堂横の地蔵像群。→

 

観音寺23 観音寺24
境内景色 境内景色
→祠がありました。→ →本堂横のお堂。→

 

観音寺25 観音寺26
境内景色 境内景色
→このお堂は本堂と中空の渡り廊下で繋がっている。この渡り廊下の下を行き来出来るようになっている。→ →本堂の裏に廻ってみた。地震対策?か、強風対策?の為か方杖をしている。→

 

観音寺27 観音寺28
境内景色 境内景色
→本堂裏の石仏群。→ →本堂裏の石仏群。→

 

観音寺29 観音寺30
境内景色 境内景色
→本堂裏の石仏群。→ →境内景色。→

 

観音寺31 観音寺32
境内景色 境内景色
→観音座像。→ →石碑。→

 

観音寺33
境内景色
→金光上人 石柱。→

 


次は九州西国霊場 第二十番 地蔵院に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。