九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第十八番 観興寺

第十八番 山本山 観興寺

宗旨  曹洞宗

本尊  千手観世音菩薩

住所  〒839-0826 福岡県久留米市山本町耳納2129番地

観興寺1 観興寺2
参道 楼門前
参道からして趣のある風情が漂う。→ →楼門前にはなにやら。お酒を飲んでる人は入れませーーん。
私は飲んでないから大丈夫!→

 

観興寺3 観興寺4
楼門 楼門
→楼門に幕があると引き締まった感じがするね。→ →楼門に掲げていた山本山の扁額

 

観興寺5 観興寺6
楼門前 手水舎
→禅曹洞宗 観興寺の石表柱。→ →手水舎全景。→

 

観興寺7 観興寺8
案内看板 本堂へと続く階段
→ふむ ふむ。一読してみて下さい。→ →わお!この階段を上がらないといけないのか。足の悪い我輩にはちょっときついな。一段、二段・・・七十七段もあった。疲れたなあ。→

 

観興寺9 観興寺10
本堂 本堂
→本堂(観音堂)を正面から。→ →本堂(観音堂)に架かる鰐口と提灯。→

 

観興寺11 観興寺12
本堂 本堂
→妻側をこうして見上げるのが好きだなあ。→ →本堂脇の石仏群景色。→

 

観興寺13 観興寺14
手水舎 本堂境内模様
→裏山が崩れて手水舎を壊したのだろうか?防護塀をして新しく作り変えているみたいだ。→ →本堂境内模様。→

 

観興寺15 観興寺16
鐘楼 本堂境内模様
→鐘楼全景。→ →本堂境内模様。→

 

観興寺17 観興寺18
虚空蔵大菩薩堂 虚空蔵大菩薩堂
→虚空蔵大菩薩堂全景。→ →虚空蔵大菩薩像。財運を授かる、福授招来 お願いします。→

 

観興寺19 観興寺20
本堂(観音堂) 釈迦堂
→本堂境内全景。均整のとれた形の良い観音堂です。→ →階段を降りると庫裏の隣に釈迦堂があります。→

 

観興寺21 観興寺22
釈迦堂 釈迦堂
→釈迦堂石碑。→ →釈迦堂。この角度からがなんとも言えぬ良さがある。→

 

観興寺23 観興寺24
釈迦堂 釈迦堂
→釈迦堂を正面から。→ →釈迦堂本堂内景色。→

 

観興寺25 観興寺26
釈迦堂 釈迦堂
→釈迦堂本堂内景色。→ →釈迦堂本堂内景色。→

 

観興寺27 観興寺28
霊廟 境内菩薩堂
→霊廟。→ →境内菩薩堂。→

 

観興寺29 観興寺30
境内菩薩堂 境内景色
→菩薩堂内の石仏。→ →境内の石仏群。→

 

観興寺31 観興寺32
大師堂 大師像
→大師堂を正面から。→ →大師像。→

 

観興寺33 観興寺34
境内景色 境内景色
→境内の石仏群。→ →境内の石仏群。→

 

観興寺35 観興寺36
境内景色 庫裏
→変わった形の蔵を見つけた。→ →庫裏全景。→

 

観興寺37 観興寺38
境内景色 境内景色
→境内景色。→ →境内景色。→

 

観興寺39 観興寺40
参道脇の神社 参道脇の神社
→参道脇に神社があった。昔の神仏習合のなごりだろうか?鳥居を一礼して通る。→ →鳥居の先の門。だいぶ朽ち果てている。→

 

観興寺41 観興寺42
参道脇の神社 参道脇の神社
→門の中にいた木像。仁王門かと思っていたがどうやら違うようだ。→ →左右に一対ある。だいぶ傷みがあり元がなんのお姿なのか分らない。→

 

観興寺43 観興寺44
参道脇の神社 参道脇の神社
→本殿は割りと綺麗だ。→ →本殿横。意外と大きいな。→

 

観興寺45 観興寺46
参道脇の神社 参道脇の神社
→正面に架かる額。老○宮と書いてるが読めない。我輩のばかばか。→ →基礎から土台の部分はこの地方特有のものなのか?あんまり見たことないぞう。→

 

観興寺47 観興寺48
参道脇の神社 参道脇の神社
→天満宮となっているが中はガランドウだ。→ →紅葉が綺麗だったのでパチリ。→

 


次は九州西国霊場 第十九番 観音寺に行きましょう。

目 次
サブコンテンツ

九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。