九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第六番 両子寺

第六番 足曳山 両子寺

宗旨  天台宗

本尊  千手観世音菩薩

住所  大分県国東市安岐町両子1548

両子寺1 両子寺2
石表札 案内看板
六郷満山総持院両子寺と書かれてある。→ →一読してみて下さい。→

 

両子寺3 両子寺4
無明橋欄干 無明橋
→欄干に無明橋とある。→ →無明橋全景。→

 

両子寺5 両子寺6
仁王像 仁王像
→左側 吽形仁王像。この仁王像は両子寺を代表する仁王像ですので 訪れたら必ず見たいものです。→ →右側 阿形仁王像。太い足腰を持っていることから 足腰の弱い方に ご利益があるといわれています。私も足が悪いので両方の足をさすって回復を願いました。→

 

両子寺7 両子寺8
参道 参道石段
→参道横の川。→ →山門へと続く石段があります。→

 

両子寺9 両子寺10
板碑 石燈籠
→石段を上る途中に板碑があります。→ →石燈籠。→

 

両子寺11 両子寺12
参道 参道
→参道石段から無明橋を振り返る。→ →参道脇の石碑。→

 

両子寺13 両子寺14
石碑 石碑
→石碑。→ →石碑。→

 

両子寺15 両子寺16
山門 山門
→山門。→ →山門天井。→

 

両子寺17 両子寺18
山門 石造物
→山門から本堂へ続く参道を見る。→ →山門脇の石造物。→

 

両子寺19 両子寺20
両子寺石表札 石造物
→天台宗 別格本山 両子寺とある。→ →境内前の石造物。→

 

両子寺21 両子寺22
石像 書院
→大師様石像。→ →駐車場から階段を上がると正面に書院、客殿。→

 

両子寺23 両子寺24
かわいい地蔵像 傳教大師御歌
→吐き出せ かき出せ 心のちり 像。→ →あきらけく後の佛のみ代までも 光つたへよ 法のともしび。→

 

両子寺95 両子寺96
護摩堂 護摩堂
→護摩堂全景。→ →護摩堂の向こうに両子山が見える。→

 

両子寺25 両子寺26
護摩堂 護摩堂
→護摩堂額。→ →護摩堂正面を見る。→

 

両子寺27 両子寺28
護摩堂 護摩堂
→護摩堂には不動明王が祀られてあるので
九州三十六不動霊場第一番札所の表札が掲げられている。→
→護摩堂天井の梁。よく組んでるなあ!→

 

両子寺29 両子寺30
護摩堂内部 護摩堂内部
→護摩堂内部。→ →護摩堂内部の不動明王像。→

 

両子寺31 両子寺32
護摩堂 般若心経回転塔
→護摩堂前の不動明王像。→ →この般若心経回転塔は、一回まわすごとに心経一巻を読誦した功徳が あります。最初に合掌して願いをこめ、まわして下さい。→

 

両子寺33 両子寺34
護摩堂 護摩堂
→護摩堂前の宝筐印塔。→ →護摩堂前の国東塔。→

 

両子寺35 両子寺36
鐘楼 鐘楼
→平和の鐘。→ →平和の鐘。世界平和を祈念して戦後間もなく再建されたもの。→

 

両子寺37 両子寺38
鐘楼 五重の石造塔と十六善神
→平和の鐘。→ →16善神とは「般若経」とその誦持者を守護する善神のこと。 左右に大般若経を守護する護法善神を八体ずつ置く。→

 

両子寺39 両子寺40
参道 大講堂
→大講堂へと続く参道。→ →大講堂について。→

 

両子寺41 両子寺42
大講堂石碑 大講堂
→大講堂石碑。→ →両子寺木造阿弥陀如来坐像の案内。→

 

両子寺43 両子寺44
大講堂 大講堂
→大講堂正面。→ →大講堂を左から。→

 

両子寺45 両子寺46
大講堂内 大講堂内
→両子寺木造阿弥陀如来坐像。→ →両子寺木造阿弥陀如来坐像。→

 

両子寺47 両子寺48
大講堂内 大講堂内
→大講堂内。→ →大講堂内。→

 

両子寺49 両子寺50
地蔵像 奥の院
→大講堂から奥の院へ続く参道を進むと。→ →奥の院への鳥居。両所大権現と額にある。→

 

両子寺51 両子寺52
参道石段 石造物
→奥の院へと続く急な石段。一段づつ ゆっくりゆっくり→ →奥の院への参道途中にある。→

 

両子寺53 両子寺54
狛犬 狛犬
→奥の院への鳥居後ろの狛犬。→ →奥の院への鳥居後ろの狛犬。→

 

両子寺55 両子寺56
奥の院本殿 奥の院本殿
→石段を登って少しだけ歩くと奥の院です。→ →奥の院本殿。→

 

両子寺57 両子寺58
奥の院本堂内 奥の院本堂内
→奥の院本堂内。→ →奥の院本堂内。→

 

両子寺59 両子寺60
奥の院本堂内 岩屋洞窟
→奥の院本堂内。→ →奥の院岩屋洞窟入口。→

 

両子寺61 両子寺62
奥の院岩屋洞窟 奥の院岩屋洞窟
→奥の院岩屋洞窟内。狭い通路を抜けて行く。→ →奥の院岩屋洞窟内。奥は開けた洞窟になっている。→

 

両子寺63 両子寺64
奥の院岩屋洞窟 奥の院岩屋洞窟
→奥の院岩屋洞窟内。石仏が祀られている。→ →奥の院岩屋洞窟内。経文?らしきものが岩に嵌め込まれている。→

 

両子寺65 両子寺66
案内図 お山巡り
→お山巡り・百体観音の案内看板。→ →お山巡り 七不思議 百体観音霊場へ→

 

両子寺67 両子寺68
お山巡り 参道脇の小川
→お山巡りへはこの鎖をつたって登るのだろう。私はパス。→ →参道脇の小川。→

 

両子寺69 両子寺70
板碑 登四郎句碑
→板碑の後ろに二股に分かれて注連縄を巻かれた御神木。→ →国東や 枯れていづくも 仏みち。→

 

両子寺71 両子寺72
板碑について 板碑
→石ソトバの一種。表面に仏像種子、仏名法名、或いは造立発願銘を 刻せるもので、その形が石の板に似たるを以って此の名有り。建立の目的は、追善、逆修等の為にして 寺院境内、墓地、街道等に建つ。逆修とは生きている内に自分の為の仏事をして冥福を祈ること。→ →中央上はバク(釈迦如来)、左下はアン(普賢菩薩)、右下はマン(文殊菩薩)の釈迦三尊を表す。→

 

両子寺73 両子寺74
重光葵 歌碑 重光葵 歌碑
→郷土出身元外務大臣 重光葵
モスクワに向かう時詠める歌→
→世の中の正しき道を一筋に進みて御国の未を開かめ。→

 

両子寺75 両子寺76
鬼橋 鬼橋
→鬼橋。→ →鬼橋。→

 

両子寺77 両子寺78
仁王像 仁王像
→鬼橋を渡ると奥の院へと続く参道の仁王像。→ →鬼橋を渡ると奥の院へと続く参道の仁王像。→

 

両子寺79 両子寺80
参道石段 稲荷堂
→奥の院へと続く参道。石段を登った処に奥の院鳥居がある。→ →右手に降りると稲荷堂。→

 

両子寺81 両子寺82
三面出世大黒天 三面出世大黒天
→稲荷堂の横には三面出世大黒天。→ →クリアケースの中に三面出世大黒天→

 

両子寺83 両子寺84
大師像 道祖神
→大師像。→ →道祖神(さいのかみ)。→

 

両子寺85 両子寺86
子安地蔵 子安観音
→子安地蔵。→ →子安観音。→

 

両子寺87 両子寺88
六郷満山峰入結願之地 六郷満山峰入結願之地
→六郷満山峰入結願之地表札。→ →六郷満山峰入結願之地。ここで護摩焚きがおこなわれたのでしょうか?→

 

裏山に行くと 走水観音 があります。

両子寺89 両子寺90
走水観音社殿 走水観音社殿
→走水観音社殿を正面から。→ →走水観音社殿を左から。→

 

両子寺91 両子寺92
走水観音社殿額 走水観音
→走水観音社殿額。→ →走水観音像→

 

両子寺93 両子寺94
歌碑 歌碑
→ほとばしる 観音堂の水音は 競ひ合ひつつ 春を奉づる→ →両子寺に憩ふ我が身は走水観音様の慈善溢るる→

次は九州西国霊場 第七番 宝満寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。