九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第一番 霊泉寺

第一番 英彦山 霊泉寺

宗旨  天台宗 (英彦山修験道)

本尊  千手観世音菩薩

住所  福岡県田川郡添田町英彦山1240

霊泉寺1 霊泉寺2
看板 灯篭
英彦山道を進んでいくと霊泉寺の看板があります。→ →霊泉寺への参道前に銅の灯篭があります。→

 

霊泉寺3 霊泉寺4
石表柱 本堂
→英彦山 修験道本山 霊泉寺とある石表柱。→ →本堂を正面下の駐車場から。→

 

霊泉寺5 霊泉寺6
本堂 本堂
→本堂を右側から。→ →本堂に掲げられている額と鰐口。→

 

英彦山にある英彦山神社に参拝しました。

霊泉寺7 霊泉寺8
石灯篭 参道と銅の鳥居
→参道にある石灯篭。→ →銅の鳥居へと続く参道石段。→

 

霊泉寺9 霊泉寺10
参道脇の狛犬 参道脇の狛犬
→参道脇の狛犬。→ →参道脇の狛犬。→

 

霊泉寺11 霊泉寺12
銅の鳥居 銅の鳥居
→銅の鳥居の説明看板。一読してみて下さい。→ →銅の鳥居の額を見上げてみると。→

 

霊泉寺13 霊泉寺14
英彦山神社への参道 財蔵坊
→英彦山神社への参道は延々と続いているように見えます。→ →神社への参道途中に財蔵坊の跡が残されています。→

 

霊泉寺15 霊泉寺16
財蔵坊 財蔵坊
→財蔵坊説明看板。→ →財蔵坊入口。→

 

霊泉寺17 霊泉寺18
財蔵坊 財蔵坊
→財蔵坊入口にある地蔵像。→ →財蔵坊入口にある五輪塔。→

 

霊泉寺19 霊泉寺20
財蔵坊 財蔵坊
→財蔵坊一棟の説明看板。一読してみて下さい。→ →財蔵坊を正面から。→

 

霊泉寺21 霊泉寺22
財蔵坊 財蔵坊
→財蔵坊の左側から。→ →財蔵坊の裏手に廻ってみると。→

 

霊泉寺23 霊泉寺24
財蔵坊 財蔵坊
→財蔵坊の裏手の一角。→ →財蔵坊で使われていた手押しポンプ。→

 

霊泉寺25 霊泉寺26
財蔵坊 財蔵坊
→財蔵坊庭にある金木犀の木。→ →財蔵坊庭にある金木犀の木。→

 

霊泉寺27 霊泉寺28
参道石段 英彦山神社
→霊泉寺から始まる英彦山神社への参道が続きます。→ →英彦山神社を正面から。→

 

霊泉寺29 霊泉寺30
梵鐘 梵鐘
→梵鐘の説明看板。一読してみて下さい。→ →梵鐘(福岡県指定有形文化財)→

 

霊泉寺31 霊泉寺32
鳥居 湧水
→この鳥居の先に奥の院があるのでしょうか?→ →湧水。→

 

霊泉寺33 霊泉寺34
湧水 湧水
→湧水を護る狛犬。→ →湧水を護る狛犬。→

 

霊泉寺35 霊泉寺36
湧水 社務所
→水口。→ →社務所。→

 

霊泉寺37 霊泉寺38
スロープカー スロープカー
→花駅から神駅までのスロープカー。→ →花駅から神駅までのスロープカー。→

 

霊泉寺39 霊泉寺40
スロープカー スロープカー
→花駅から神駅までのスロープカー。→ →幸駅から花駅までのスロープカー。→

 

霊泉寺41
英彦山案内図
→英彦山花公園電車案内図。作者は花駅から神駅までスロープカーを利用した。→

次は九州西国霊場 第二番 長谷寺に行きましょう。

目 次
サブコンテンツ

九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。