九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第十一番 蓮城寺

第十一番 有智山 蓮城寺

宗旨  高野山真言宗

本尊  千手観世音菩薩(内山観音)

住所  〒879-7124 大分県豊後大野市三重町内山

御詠歌 もらさじの ちかいありちの やまなれば われをいざなえ おなじはすちに

蓮城寺1 蓮城寺2
山門 山門
山門を正面から。→ →山門に掲げられた扁額。→

 

蓮城寺3 蓮城寺4
山門 山門
→山門に架かる大野川流域不動尊 第二十一番札所 蓮城寺の表札。→ →山門に架かる九州西国第十一番霊場 有智山 蓮城寺の表札。→

 

蓮城寺5 蓮城寺6
手水舎 手水
→手水舎全景。→ →手水で清めてから。→

 

蓮城寺7 蓮城寺8
大悲殿本堂 大悲殿本堂
→大悲殿本堂全景。→ →大悲殿本堂に架かる鰐口。→

 

蓮城寺9 蓮城寺10
大悲殿本堂 大悲殿本堂
→大悲殿本堂に掲げられた扁額。→ →大悲殿本堂前に座る 賓頭慮聖僧(なでぼとけ)十六羅漢第一の聖僧で白髪長眉の相をそなえ 病悩ある者は其のいたむところに従って像をさすれば平癒を得る。→

 

蓮城寺11 蓮城寺12
大悲殿本堂 大悲殿本堂
→大悲殿本堂内部の景色。→ →大悲殿本堂内部の景色。→

 

蓮城寺13 蓮城寺14
大悲殿本堂 大悲殿本堂
→大悲殿本堂に架かる表札。→ →大悲殿本堂に向かって左より見上げてみると。→

 

蓮城寺15 蓮城寺16
大悲殿本堂 護摩堂
→大悲殿本堂の裏手の景色。→ →大悲殿本堂から護摩堂への渡り廊下。→

 

蓮城寺17 蓮城寺18
境内景色 四国八十八ヶ所
→石燈篭。→ →四国八十八ヶ所 御砂踏霊場。→

 

蓮城寺19 蓮城寺20
四国八十八ヶ所 御砂踏霊場 四国八十八ヶ所 御砂踏霊場
→四国八十八ヶ所 御砂踏霊場内の景色。→ →四国八十八ヶ所 御砂踏霊場内の景色。→

 

蓮城寺21 蓮城寺22
四国八十八ヶ所 御砂踏霊場 四国八十八ヶ所 御砂踏霊場
→四国八十八ヶ所 御砂踏霊場内の景色。→ →四国八十八ヶ所 御砂踏霊場内の景色。→

 

蓮城寺23 蓮城寺24
四国八十八ヶ所 御砂踏霊場 四国八十八ヶ所 御砂踏霊場
→四国八十八ヶ所 御砂踏霊場内の景色。→ →四国八十八ヶ所 御砂踏霊場内の景色。→

 

蓮城寺25 蓮城寺26
境内景色 境内景色
→境内の石造五重塔。→ →境内の石造物。→

 

蓮城寺27 蓮城寺28
境内景色 境内景色
→境内の石造宝塔(県指定有形文化財)。→ →境内の石燈篭。→

 

蓮城寺29 蓮城寺30
境内景色 境内景色
→境内の石燈篭。→ →境内景色。→

 

蓮城寺31 蓮城寺32
境内景色 境内景色
→延命地蔵菩薩と刻まれた石表柱。→ →延命地蔵菩薩立像。→

 

蓮城寺33 蓮城寺34
境内景色 境内景色
→水子地蔵群。→ →水子地蔵坐像。→

 

蓮城寺35 蓮城寺36
輪蔵(市指定有形文化財) 輪蔵(市指定有形文化財)
→輪蔵を正面から全景。→ →輪蔵に掲げられた聖徳太子の額。→

 

蓮城寺37 蓮城寺38
輪蔵(市指定有形文化財) 輪蔵(市指定有形文化財)
→輪蔵に向かって右斜めから。→ →輪蔵内の聖徳太子?像。→

 

蓮城寺39 蓮城寺40
境内景色 鐘楼
→境内の石造物。→ →鐘楼全景。→

 

蓮城寺41 蓮城寺42
鐘楼 鐘楼
→鐘楼全景。→ →鐘楼に近づいて見ると。→

 

蓮城寺43 蓮城寺44
境内景色 境内景色
→石段の奥に大悲殿本堂と護摩堂。→ →準別格本山 内山観音 蓮城寺。→

 

蓮城寺45 蓮城寺46
大師堂 大師堂
→大師堂全景。→ →大師堂を正面から。→

 

蓮城寺47 蓮城寺48
大師堂 大師堂
→大師堂に架かる九州西国第十一番霊場の表札。→ →大師堂に架かる九州八十八ヶ所第二十七番霊場の表札。→

 

蓮城寺49 蓮城寺50
奥の院への参道 奥の院への参道
→大師堂の左手に奥の院(長者堂)へと続く参道があります。→ →静かな木立の中を橋を渡って進みます。→

 

蓮城寺51 蓮城寺52
一寸八分観音案内看板 長者堂
→炭焼小五郎という樵夫が、三輪明神の霊夢により、奈良の都の久我大臣の娘、玉津姫と結ばれて栄え、欽明天皇から”真名野長者”の称を賜った」というのです。→ →参道を進むと長者堂が見えてきました。→

 

蓮城寺53 蓮城寺54
長者堂 長者堂
→長者堂全景。→ →本尊 秘佛 一寸八分観世音菩薩。→

 

蓮城寺55 蓮城寺56
一寸八分観世音菩薩 一寸八分観世音菩薩
→般若姫の守護仏だった「一寸八分観音」の秘仏が奉安され、毎年1月10日だけ開扉されます。→ →般若姫の守護仏だった「一寸八分観音」の秘仏が奉安され、毎年1月10日だけ開扉されます。→

 

蓮城寺57 蓮城寺58
庫裏 境内入口
→庫裏全景。→ →大師堂前の境内入口。→

 

蓮城寺59 蓮城寺60
御守護授与所 御守護授与所
→御守護授与所全景。→ →不動明王、大黒天像。→

 

蓮城寺61 蓮城寺62
薬師堂 薬師堂
→薬師堂全景。→ →薬師堂に架かる額。→

 

蓮城寺63 蓮城寺64
薬師堂 薬師堂
→薬師堂入口。→ →薬師堂内の鰐口。→

 

蓮城寺65 蓮城寺66
薬師堂 薬師堂
→薬師堂内左側の吽形金剛力士像。→ →薬師堂内左側の阿形金剛力士像。→

 

蓮城寺67 蓮城寺68
薬師堂 薬師堂
→本尊薬師如来に日光、月光の脇士。→ →本尊薬師如来に日光、月光の脇士。→

 

蓮城寺69 蓮城寺70
薬師堂 薬師堂
→本尊薬師如来の両脇に1008体の薬師立像が林立しています。木彫で像の高さは65センチの同大同形で蓮華座に立ち左手に宝珠をもち右手は肘を曲げ施無畏の印を結んでいる。→ →千体薬師とは七つの大願を発し人間の心を清浄にし、あらゆる病気、苦難から心願をもつ総ての人を救うということです。千体の薬師如来像を安置する堂宇は日本国内では当堂が唯一とされています。→

 

蓮城寺71 蓮城寺72
薬師堂 薬師堂境内
→薬師堂内の景色。→ →境内の薬師如来坐像。→

次は九州西国霊場 第十二番 青龍寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。