九州西国霊場巡り

開創千三百年の歴史・・日本最古の観音霊場
樹木の茂る山の道。・潮の香る海の道。・心温まる里の道。・ふと、我にかえると人の道を教えられる。 観音さまに出会う心の旅のはじまり。

九州西国霊場 第二十五番 清水寺

第二十五番 長崎山 清水寺

宗旨  真言宗霊雲寺派

本尊  千手観世音菩薩

住所  〒850-0831 長崎県長崎市鍛冶屋町8番13号

御詠歌 ありがたや ながれもつきぬ きよみずの ふかきちかいは たのもしきかな

清水寺1 清水寺2
山門 石柱門
山門全景。→ →異国情緒のある石柱門。→

 

清水寺3 清水寺4
本堂 大師堂
→本堂全景。今日は七五三のお参りの子供達がいっぱいです。→ →大師堂全景。→

 

清水寺5 清水寺6
大師堂 大師堂
→大師堂を正面から。→ →大師堂案内看板。→

 

清水寺7 清水寺8
大師堂 大師堂
→内陣中央の弘法大師を祀った大師堂。→ →内陣中央の弘法大師を祀った大師堂。→

 

清水寺9 清水寺10
大師堂 大師堂
→内陣中央の弘法大師を祀った大師堂。→ →開山慶順を祀った祖師堂。→

 

清水寺11 清水寺12
大師堂 境内
→親鸞・阿弥陀如来像と地蔵菩薩像を祀った阿弥陀堂。→ →如意輪観音堂。→

 

清水寺13 清水寺14
境内 境内
→境内の景色。→ →境内の景色。→

 

清水寺15 清水寺16
聖天堂 歓喜天
→大浦慶も参詣した聖天堂全景。→ →歓喜天案内看板。歓喜天はもともとヒンドウー神ガネーシャで、商売繁盛、夫婦和合、子授けの神としても信仰をあつめている。象頭人身の男女が抱擁する形像で、浴油供といって歓喜天に油をそそいで供養をする。→

 

清水寺17
聖天堂
→聖天堂を正面から。→

 


次は九州西国霊場 第二十六番 円通山観音寺に行きましょう。

目 次
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九州西国霊場は今から約千三百年前の和銅六年(七一三)に、宇佐の仁聞菩薩と法蓮上人により開創されました。 三十三観音霊場を巡る心の旅路は「日の御子」のおわします英彦山から始まります。

「わが心 水の如くあれ わが心 空の如くあれ」(山頭火)と念じながら、山国川を下れば、宇佐を経て 「仏の里」国東へ至ります。

六郷満山の最高峰、両子山から湯煙の別府を過ぎ、豊後水道をはるかに臨む霊山や九六位山の山の道をたどれば、 緑樹のさわやかな香りと清浄な水と小鳥の囀りに心も和みます。

臼杵の石仏の微笑や、内山観音を後に、大阿蘇の噴煙を仰げば、五岳の寂かな涅槃像が燃えたぎる 阿修羅の怒りを抑えるかのように迫ってきます。

剣聖・宮本武蔵も座禅した熊本の岩戸観音より三重塔と雪舟庭のある清水観音へ。 筑後川中流域の装飾古墳や平安期経筒の出土で有名な観音寺から弥生文化を代表する吉野ヶ里遺跡など、 有明海を包むようにして海の道は続きます。

九州を代表する滝の清水観音から竹崎を経て、異国情緒あふれる長崎の街。 その南端の野母崎へと巡礼し、西海国定公園を臨む佐世保の福石観音へ。 唐津の「虹の松原」の緑に心洗われながら、玄界灘を北上すれば、雷山千如寺の大きな千手観音さまのお慈悲に 触れることができます。

静寂な油山観音から博多の町を経て、神湊を臨む鎮国寺の優しい如意輪観音さまに手を合わせて、 西日本随一の大宰府観世音寺で結願します。

延べ千百キロの九州西国の巡礼を終えれば、しなやかな観音さまの心をいただき、 日本最古の梵鐘の音が、しみじみと胸にしみてきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。