九州三十六上動霊場巡り

巡拝者六つの徳
お上動さまを拝むことによって、六つの徳をいただいて、世の中の一隅を照らす人となりましょう。
・一、貧瞋痴の三毒を離れる。・二、福智円満。・三、子孫繁栄。 ・四、諸願成就。・五、現当二世安楽。・六、先祖の供養となる。

九州三十六上動霊場 第三十六番 東長寺

第三十六番 南岳山 東長寺(結願上動)

宗旨  高野山真言宗

本尊  上動明王

住所  〒812-0037 福岡県福岡市博多区御供所町2-4

東長寺1 東長寺2
石表柱 山門
山門横の 弘法大師開基 真言密教最初霊場 南岳山 東長密寺 とある表柱。→ →南岳山 東長密寺開創千弐百年記念 西安 青龍寺住持 寛旭 贈の亀の甲羅に建つ石碑。→

 

東長寺3 東長寺4
山門 山門
→山門全景。→ →山門に架かる扁額。→

 

東長寺5 東長寺6
山門 山門
→山門左に架かる 九州八十八ヶ所第一番霊場の表札。→ →山門右に架かる 九州三十六上動霊場第三十六番札所の表札。→

 

東長寺7 東長寺8
山門 山門
→山門内の木彫像 持物を掲げる毘沙門天像か?。→ →山門内の木彫像 宝塔を掲げる多聞天像(毘沙門天像)か?。→

 

東長寺9 東長寺10
本堂 本堂
→本堂全景。→ →本堂内の様子。左から上動明王、中央に千手観世音菩薩、右に弘法大師。→

 

東長寺11 東長寺12
本堂内景色 本堂内景色
→左の上動明王は弘法大師作、右の弘法大師も御自作像と案内している。→ →上人座像。→

 

東長寺13 東長寺14
六角堂 六角堂
→本堂から六角堂を望む。→ →六角堂 天保十三年(1842)博多で薬や油を扱っていた豊後屋栄蔵(萬歳楼袖彦)は各地の商人より浄財を募って吊古屋の堂宮大工 伊藤平左衛門を招き工事に当らせた。完成すると東長寺に寄進した。 この六角堂は正面が広く変形の六角で礼拝しやすくされたものである。屋根は珍しい木瓦行基葺で九州に於いては国東の富貴寺があるのみである。中の六角形の厨子扉には当時の日本を代表する文人墨客の書画が彫刻され六体の仏像が安置されている。→

 

東長寺15 東長寺16
太子堂 太子堂
→太子堂前の石表柱。→ →太子堂全景。→

 

東長寺17 東長寺18
太子堂 太子堂
→太子堂を左から。→ →太子堂に架かる扁額。左から十一面観世音、聖天、摩利支天。→

 

東長寺19 東長寺20
太子堂内 太子堂内
→太子堂内の様子。→ →上動明王真言、聖天真言、歳徳天(南無歳徳天神)。→

 

東長寺21 東長寺22
五重塔 地蔵堂
→平成二十三年に完成。純木造総檜造り。空海が持ち帰ったと云われる仏舎利(釈迦の骨)が紊められています。→ →地蔵堂全景。→

 

東長寺23 東長寺24
地蔵堂 地蔵堂
→九州二十四地蔵尊霊場第二十二番札所の表札。→ →地蔵堂内のお地蔵様。→

 

東長寺25 東長寺26
大仏殿 大仏殿
→大仏殿から鐘楼を望む。福岡大仏は平成4年に完成。人間の煩悩の数(108)にちなみ、高さは10.8m、重さ30tの檜造りの釈迦如来座像で法界定印を結ぶ。→ →大仏の台座内は地獄・極楽巡りがあり地獄を通り真っ暗な通路の先に阿弥陀三尊座像が待ち受けています。→

 

東長寺27 東長寺28
境内景色 境内景色
→福岡藩主 黒田家墓所(東長寺)案内看板。藩祖如水、初代長政はじめ他藩主の墓所は博多区千代4丁目の崇福寺北側と東京にあります。→ →本堂から向かって左から二代藩主忠之墓所、三代藩主光之墓所、八代藩主冶高墓所の案内。→

 

東長寺29 東長寺30
境内景色 境内景色
→二代藩主忠之墓所。→ →三代藩主光之墓所。→

 

東長寺31
境内景色
→八代藩主冶高墓所。→

次は九州三十六上動霊場 番外第一番 恵山寺神宮寺に行きましょう。

目 次
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絶大な功徳を誇る上動明王。

上動明王は、密教では最高の仏である大日如来(宇宙そのものと一体となる)が忿怒に姿を変え、 教化しがたいものを調伏するとされる。

高貴な仏さまが衆生を救うため奴僕の身となり、きびしい姿を示して、 わたしたちの煩悩を強力な法力で砕いてくださる。

その利益効能は絶大で、弘法大師の守護仏だった。

延べ千五百三十キロの九州三十六上動の巡礼を終えれば、勇壮な上動明王さまの心をいただき、 ふつふつと闘志が体にみなぎってきます。

その中の一員になるべく 私も巡ってみました。 皆様の健康と安心、ご利益がもれなく満たされますよう お祈りいたします。