中津市のお寺さん巡り

城下町中津と旧市街、新市内、旧下毛郡内のお寺さん紹介
中津市には数多くのお寺さんがあります。中津城とその城下町を造る際に東側の外堀に沿ってお寺が隣接した
寺町を作り、また その外周部にもお寺を配置することによって、中津城下町を守る防御線となりました。 お寺の裏側に土塁を設け、その外側に外堀があるので 外敵の侵入を阻んだと思われます。今では 道路事情も変わり 昔のなごりは少なくなりましたが、ふと目にした一枚の写真から何かを感じ取って頂けたら幸いです。

地域 中津市蛎瀬

  観音堂 (照永山 法華寺)

宗旨  高野山真言宗

本尊  聖観世音菩薩立像 (中津市指定有形文化財)

住所  〒871-0007 大分県中津市蛎瀬504

観音寺1 観音寺2
山門 本堂
本堂に続く参道を行きます。→ →本堂全景。→

 

観音寺3 観音寺4
本堂 本堂
→本堂正面入り口。→ →本堂左側面。→

 

観音寺5 観音寺6
本堂 本堂
→高野山 真言宗 観音寺 とある表札。→ →御賽銭箱はしっかり。→

 

観音寺7 観音寺8
本堂 本堂
→本堂内の景色。→ →御本尊の御姿は扉の向こうに。→

 

観音寺9 観音寺10
境内 観音堂の由来
→境内景色。→ →左記 観音堂の由来を見てね。→

 

観音寺11 観音寺12
水子地蔵堂 水子地蔵堂
→水子地蔵堂全景。→ →水子地蔵堂内の座像。→

 

観音寺13 観音寺14
稲荷大明神 稲荷大明神
→稲荷大明神全景。→ →稲荷大明神正面。→

 

観音寺15 観音寺16
稲荷大明神 境内
→稲荷大明神社。→ →境内景色。→

 

 

 

  閑亭山  照雲寺

宗旨  浄土真宗本願寺派

本尊  阿弥陀如来

住所  〒871-0007 大分県中津市大字蛎瀬372

照雲寺1 照雲寺2
石門柱 山門
浄土真宗本願寺派(西) 照雲寺。→ →山門全景。→

 

照雲寺3 照雲寺4
山門 山門
→山門に架かる 浄土真宗本願寺派 閑亭山 照雲寺 の表札。→ →山門を見上げると欄間。→

 

照雲寺5 照雲寺6
鐘楼 鐘楼
→鐘楼全景。→ →鐘楼。→

 

照雲寺7 照雲寺8
井戸舎 手水
→井戸舎全景。→ →手水全景。→

 

照雲寺9 照雲寺10
掲示板 境内
→大空の下に 私が居る 大地の上に私が居る 私がどこに居ようとも 仏様の御手の中。→ →双忠霊塔。→

 

照雲寺11 照雲寺12
本堂 本堂
→本堂全景。→ →本堂正面を見上げる。→

 

照雲寺13 照雲寺14
本堂 本堂
→本堂内の景色。→ →本堂内の景色。→

 

照雲寺15 照雲寺16
本堂 本堂
→本堂内の景色。→ →本堂内の景色。→

 

照雲寺17
本堂
→本堂内の景色。→

 

 

 

  光楽寺

宗旨  浄土真宗本願寺派

本尊  阿弥陀如来

住所  〒871-0007 大分県中津市大字蛎瀬336

光楽寺1 光楽寺2
鐘楼門 鐘楼門
鐘楼門全景。→ →鐘楼門に架かる 浄土真宗本願寺派 光楽寺 の表札。→

 

光楽寺3 光楽寺4
鐘楼門 鐘楼門
→鐘楼門にある家紋。→ →鐘楼門にある家紋。→

 

光楽寺5 光楽寺6
鐘楼門 庫裏
→鐘楼門を境内側から。→ →庫裏全景。→

 

光楽寺7 光楽寺8
本堂 本堂
→本堂全景。→ →本堂正面。→

 

光楽寺9 光楽寺10
境内 境内
→親鸞聖人御像。→ →勤学高山院碑、司教清定院碑。→

 

光楽寺11 光楽寺12
境内 境内
→灯籠と即如門主御手椊 御巡教記念碑。→ →陸軍歩兵上等兵薫八等濱口平治碑。→

 

光楽寺13 光楽寺14
功徳蔵 功徳蔵
→功徳蔵全景。→ →功徳蔵額。→

次は新魚町を訪ねてみましょう。

地 域 別

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観音堂の由来

 町内の共有財産である照永山法華寺(通称観音堂)は蛎瀬字新町五〇四番地に有り、真言修験派に属し 山城国(京都)宇治の醍醐三宝院の末派なり(開山開基は上詳)。ご本尊は霊験あらたかで衆生済度の 有難い観世音菩薩を祀り、広く庶民信仰の的となっていたようです。

 ところが室町時代(一五六〇年)の大友宗麟の戦火及び弘化三年(一八四六)の蛎瀬大火により、ご本尊が 火達磨となって防火に尽し、俗に「火伏観音さま《の口傳もあり、かっての七堂伽藍も悉く焼失し  質素でしかも築一五〇余年の老朽堂宇のみ残存しておりました。

 漸く昭和六〇年代(一九八五)に至り豊かな物から心の時代を先取りして建直しの気運が本格化し、 護持会も発足して孜々営々、基金の蓄積もでき、また早期着手の声もかかり、さらに仏心崇祖の念あつく、 愛郷心豊かな各位の浄財寄進もあって着工し、ここに落成慶讃いたしました。なお境内に 水子地蔵菩薩及び稲荷大明神も祀っている。

一、本尊 聖観世音菩薩立像(檜材一刀彫り)

     総高一三〇センチ・像高八〇センチ・室町時代

    (中津市指定有形文化財 平成一二年一月二一日)

二、土地 三一二・七二平方メートル(九四・八坪)

三、建物 木造平屋建て五八・三六平方メートル(一七・八坪)

     方形屋根(照り屋根引渡し勾配)

四、総事業費 金、壱千壱百萬余圓

五、祭事 一、毎月一七日 観音講

     二、三月初午 稲荷祭り

     三、四月中旬 合同法要会

     四、八月九日 千日観音会

     五、一一月吉日 再建記念日

  平成一一年一一月

     蛎瀬観音堂建設委員会・同世話人